Our Story

1. なぜ木で文房具を作るのか

忙しない毎日のなか、
ふと落ち着きたくなるときに思い出すのは、
田んぼ道と野山の風景。
そこにはいつも、木がありました。

視界の端に木があるだけで、心が整う。
そんな感覚を文具に宿せたらと、
木を使ったものづくりを始めました。

2. どんな想いで作っているのか

木は、ひとつとして同じ顔をしていません。
切り出す位置で性格が変わり、
刃の入り方も違う。

その一本と、丁寧に向き合いながら
静かに整えていく日々の中で、
手に取った人の心も
すこし整うような文具ができればと、願っています。

3. どんなお客様に届けたいのか

静かな時間が、暮らしの中にあると
それだけで心がほっとします。

木の文具は、
自分のための深呼吸のような道具。

忙しい中でも、机の上の木目に癒されたり、
ノックの音で気持ちが切り替わったり。
そんな時間のそばに、そっとありますように。

4. 長く使ってもらうためのサポート

私たちは、
使い切って終わる道具ではなく、
付き合って育てていくような文具を作っています。

不具合があれば直し、
何年経っても、また戻ってこられる場所に。

「また帰ってきたな」と
そう思っていただけたら、
それが何よりの喜びです。

5. 木と共に生きるということ

車の整備士として過ごしてきた日々で、
見えない“違和感”に気づく目と手が育ちました。

木も、車も、生きた素材。
少しの手間で、驚くほど応えてくれる。

道具のようで、道具を超える存在を。
今日も静かに、一本ずつ木と向き合っています。

Tree×Life

Fin.d less
道具で終わらない。
あなたの中に、何かが始まる。